【登山】雪山初心者定番の北横岳で親子ゆる登山 – 小3娘の初アイゼン歩行と服装や装備のあれこれ

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北横岳で初アイゼン歩行を体験した9歳の娘

こんにちは、がくんちガクです。

標高2,200m~2,900mの山が連なり様々な様相を見せる八ヶ岳連峰。その一角にある北横岳(2,480m)は、ロープウェイで一気に2,237mまで登れる山として多くの登山者に親しまれています。その人気は冬もしかりで、雪山登山の入門の山としても広く知られているようです。山に慣れ親しんできた私ですが、子供と行動しなければ来なかったであろう北横岳を体験できたことを素直に喜んでいます。そんなわけで、今回は愛娘の初アイゼン歩行体験の記録として書き残します。お子さんと冬山に行きたいけど服装や装備に迷う方もいらっしゃるでしょうから、子供の服装や装備にも言及したいと思います。

今回の動画はこちら👇

諏訪湖で前泊

朝が苦手な私たち親子は、前日に北横岳に近い諏訪湖まで行ってビジネスホテルに一泊するプランを進めました。土曜午前の子供の習い事が終わってから軽く昼食をとり、そのまま諏訪湖に向かって出発です。途中の渋滞もあって諏訪湖に着いたのは夕方の薄暗くなり始めたころ。ホテルをレイトチェックインで予約していたので、湖岸でも眺めて少し時間を潰すことにしました。

  

湖岸で水鳥たちと戯れた後に、展示してあった蒸気機関車(D51824)を見物。こんな機会でもないとまじまじと観察しないのでなかなか興味深かったです。この展示物に関するブログを見つけたので貼っておきますね。

とくとみぶろぐ - 徳富政樹の育児...
諏訪市湖畔公園に保存展示されている蒸気機関車のD51824 #諏訪の国公式アンバサダー - とくとみぶろぐ 長野県諏訪市の上諏訪温泉に宿泊する際に、鉄道ファンならばぜひとも訪れるべきスポットを紹介します。それが諏訪市湖

登山当日はホテルで朝食をとって出発。道路には夜の間に降った雪がところどころ残っていたので、少し気を付けながら北八ヶ岳ロープウェイの山麓駅を目指しました。スキー場の一角にあるロープウェイのため、駐車場はスキー客で大賑わい。駐車場の山側に車を止めると、周りの車の多くは登山客であることに気が付きました。おそらく登山道に一番近いあたりに止めたからでしょう。クライミングギアを装備している人たちもいたので、「北横岳付近にバリエーションルートがあるのかなぁ? 知らないなぁ…」などと考えながら登山準備を進めました。

子供の服装

まずは足元の準備。娘は新しく購入した子供用のゲイターを装着しました。以前にモンベルの大人用ゲイターを娘用として買っていたのですが、新品のまま行方不明になってしまったので慌ててアマゾンで購入したものです。モンベルのは5,000円以上はしたはずなので損失です。道具部屋を整理した時にふと出てくるのでしょうが、その時には履けなくなっているはず。

アマゾンで買ったのは2,000円程度の安価なものでしたが、これが当たりで良い商品だと思いました。モンベルのものはサイズが小さめなので子供用にもできそうということで買いましたが、丈が短いのでもし実際に使っていたらどうだったのかなと思います。ちなみに靴はモンベルのネージュウォーカー(女性用)の22.5㎝です。大きめのサイズを承知の上で購入したので、厚手の保温インソールで調整しています(【広告】商品の詳細はこちら👇)

ネージュウォーカー Women’s

アマゾンで購入したゲイター

服装は上半身のインナーをモンベルのジオライン M.W. ラウンドネックシャツにし、ミドルにワークマンのフリース、アウターに登山用のレインウェアという組み合わせ。下半身はインナーに同じくモンベルのジオライン M.W. タイツを履いて、その上はスキーウェアという組み合わせ。ちなみに靴下はモンベルのメリノウール製です。そんな具合にインナーレイヤーに一番気を使っているのが明白です。それにしても子供用という点ではモンベルは便利ですね。ちなみにヒートテックはNGですし、同様に体の熱を熱として跳ね返す仕組みのインナーはすべからくNGです。短い時間で熱くなって汗をかきやすくなり、その結果、汗冷えするので保温性が長続きしないですし、何より雪山での使用は危険です。ヒートテックの下にメッシュインナーでも着れば別かもしれませんが、そんなことをするより上記の商品やメリノウール製の商品にしたほうが機能的です。

スキーウェア(パンツ)がない場合はインナーの上に起毛の暖かめなミドル(ユニクロでもなんでもいいが素材が綿ではないもの)を履いて、アウターにレインパンツでもいいとは思います。上下スキーウェアでもいいでしょうが、その場合でもインナーとミドルは必要(ミドルは温度調整用に)だと思います。個人的にはレインパンツは雪の上で滑りやすい(摩擦が少ない)ので、滑落の恐れがあるような地形ではおすすめしませんが、普通の登山道なら問題ないでしょう。

子供の道具

私が子供と自然の中で遊ぶのは、子供の感性を刺激することが目的の一つですから、いくら初心者向きの山とはいえ、なるべく多めの準備をしていました。例えば今回は、チェーンスパイクアイゼン(まだ足が小さいので10本爪)の両方を持ちつつ、レンタルでスノーシューまで借りました(スノーシューは娘の希望でしたけどね)。貸せるピッケルもあったのですが、さすがに不要だと思ったので親子ともダブルストックを持参。山頂手前がバキバキに凍っていればピッケル欲しいかもしれませんが、そんなコンディションでないことは容易に想像できます。

チェーンスパイクは親子ともモンベルのものを気に入って使っています。子供用には一番小さいサイズを使っていますが、これ以上大きいサイズの靴は無理だなと感じています。本当に子供のサイズアウトが早くて困りますよね。最初からアイゼンでもいいんですが、子供の足が疲れてしまうので、必要そうな場所まではチェーンスパイクが手軽で良いという判断です。ちなみに、北横岳くらいなら、チェーンスパイクでもツボ足と併用すれば登れてしまうのですが、そこはあえてアイゼン体験をしてもらうことにします。全部スノーシューで登ることも可能でしょうが、それは結構大変なことだと思います。特にレンタル品は平地用のスノーシューなので大変でしょう。MSRのアッセントモデルなら大丈夫でしょうけど、それでも歩きにくいと思います。そもそもスノーシューは登山道以外を歩くのに有用なギアなので、踏み固められた登山道ではその威力も半減します。

子供のアイゼンはモンベルの10本爪アイゼン(スノースパイク10)を用意しました。これは私が使おうと思って10年以上前に買ったのですが、複数の12本爪を持っているため一度も使わずに置いてあったものでした。そのためサイズも中間のM/Lサイズです。娘の22.5㎝のネージュウォーカーにはめてみたところギリギリ大丈夫そうだったので、これを使ってもらうことにしました。足が小さいので10本爪で十分ですしね。ちなみに私はグリベルのエアーテックという爪が短いタイプを持っていきました。爪が短いと歩きやすく足が疲れにくいのですが、雪の多いコンディションでは滑りやすくなります。

ロープウェイ山麓駅から山頂駅へ

娘がスノーシューをどうしても履きたいというので、ロープウェイ駅の階下にあるレンタル窓口で借りることにしたわけですが、金額はたしか2,000円強だった気がします。この金額はうろ覚えですが以外と安くなかったので子供の分だけにしました。

次に階段から2階の山麓駅に上がってチケットを購入します。大人往復2,600円と子供往復1,300円の合わせて3,900円でした(動画では間違えて3,600円と言っています)。スキー・スノーボード客で長い行列になっているロープウェイに並んでから3回目の出発になってようやくロープウェイに乗り込むことができ、山頂駅までの約7分間(高低差466m)を混雑したロープウェイ内ですごしました。ロープウェイは通常20分間隔で混雑時は10分間隔の運行だそうですが、たぶんスキーシーズンは10分間隔なんだと思います。ロープウェイの運行は16時までなので、お子さんと登山される方は時間コントロールが難しくなることを踏まえ、待ち時間と乗車時間(私たちは30分以上)を考慮した下山計画を立てておきましょう。

山頂駅の外には観光客も多数

スノーシューからアイゼンまでを体験

本来、スノーシューを楽しむには、踏み固められていないパウダースノーが理想ですが、気分だけでも味わってもらおうと思い登山道で履いてもらいました。私はチェーンスパイクです。普通に山頂を目指す場合は登山道以外を歩かないため、地形が平坦な序盤がスノーシューのチャンスだと思いました。

一部の急な登りを除いて、概ね平坦な坪庭の周辺では軽快に歩く娘。そのうち下りが現れてすってんころりん。そこからつづら折りの登りへと変化していき、だんだんとスノーシューで歩くのが厳しくなってきたようです。下山してくる登山客にはスノーシューの人もいるので、それを見た娘が意地を張ってスノーシューのまま進もうとするのですが、そのうち力尽きました。チェーンスパイクに履き直して歩き始めます。

チェーンスパイクに履き替えてご機嫌

しばらく進むと北横岳ヒュッテに到着。たくさんの登山者が休憩していました。この小屋から先の山頂手前では、わりと急な登りとなるため、念のためにアイゼンに履き替えることにしました。この日の雪質であれば、チェーンスパイクでもツボ足で登れますが、初アイゼン歩行体験を優先します。

アイゼンを履いて初めのうちは、少しの斜面でも滑ってうまく歩けませんでしたが、フラットに足を置くことを意識してもらい少し改善。前爪全体を蹴ってツボ足の要領で歩くとさらにグリップすることも感じてくれたようです。山頂直下の短い急登も無事に登って南峰に到着。北横岳には南峰(なんぽう)と北峰(ほっぽう)のふたつのピークがあり、その距離はほんの数分程度。霧で景色が見えない中ではあるものの、「疲れた」と弱音を吐く娘をたきつけて北峰にも足を延ばしました。

北峰で記念撮影

食事の話

山頂で記念撮影をした後は、足早に下山。北横岳ヒュッテに戻ったところで娘のコレクションのための山バッジを購入して、昨晩スーパーで購入したうどんとお餅と味付き油揚げで「力キツネうどん」を作ります。最近お世話になっている「やすまるだし」のだしパックを煮出して、それ以外の調味料は一切使わずに調理しました。味付けはこれだけで十分です。

力キツネうどん

話は変わりますが、娘が大好きで必ず週に一度は作ってくれとねだってくる「あんかけチャーハン」のあんは、この「やすまるだし」が完璧だと感じています。濃い目にするために400ml程度の水(通常は500ml)にだしパックを1つ入れて煮立たせ、しょうゆ大さじ1ごま油数滴コショウを少々入れて、水溶き片栗粉でとろみをつけるだけの簡単な和風と中華の中間のようなあんですが、これを塩分控えめに作ったチャーハン(あんの味が強いので本体の塩分を下げる)の周りにかけてあげるだしの効いた美味しいあんかけチャーハンができます最近はこれを作ると、「これ、やるます?」と娘が確認するようになりました … すみません、脱線しましたね。【以下、広告あり】

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下山完了

話を戻して、力キツネうどんを食べた後は、ロープウェイの時間のために大急ぎで下山しました。アイゼンを履いての下山はけっこう足にくるのですが、案の定、娘も「膝がっ」と言いながら歩いてましたよ。

ロープウェイではご褒美の雲海が眼下に広がっていました。後で写真としてプリントしてほしいと娘にねだられるほど、この景色を楽しんでくれたようです(この景色は動画の最後に含みます)。

下山後はいつものように日帰り温泉を探して立ち寄りました。受付のおばさんに「一人で温泉入れるなんでえらいねぇ」なんて言われて上機嫌になった娘を横目に見ながら、東京までの運転を頑張るおとうさんマンでした。

またお会いしましょう。

★がくんち – Gaku’s Base★

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