【スキー】北海道トマム 家族と仲間で4泊5日のスキー旅

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北海道トマムにスキー旅

こんにちは、がくんちガクです。

2024年の幕開けにお正月休みを使って、家族と友人とで北海道のトマムまで遊びに行ってきました。星野リゾートトマム内のコンドミニアムに6人で泊まりながらの、4泊5日のスキー・スノーボードと観光です。仲間と思い出をシェアするためにVLOG動画を公開していますが、動画には現れない詳細情報などを交え、記事として書き起こしたいと思います。部分的にでもどなたかの参考になれば幸いです。

1日目~2日目の動画 3日目の動画 4日目~5日目の動画

出発前夜 – 飛行機飛ばないかも?

北海道へ向けてのフライトは1月3日。年明け前に自宅でホットワックスをかけたスキーとスノーボードと、大型のバッグ数個をまとめて北海道の宿泊先に宅急便で発送し、のんびり自宅で年越しをしました。そんなのんびりムードで迎えたフライトの前夜。そろそろ寝る準備をしようという時になって突然テレビに現れた映像は、羽田空港のC滑走路で白煙を上げる日本航空の機体でした。

「2024年1月2日午後、羽田空港で日本航空(JAL)機が着陸直後に海上保安庁の航空機と衝突し炎上しました。乗客乗員379人は全員機体から脱出し負傷者が出ました。海保機は搭乗していた職員5人が死亡しました。」(引用:日本経済新聞) 

翌朝の機体(JAL)

ニュースを不安に思いフライト予定をチェックしたところ、翌朝予定だった便が欠航となっており、仲間全員で大騒ぎ。夏休みの沖縄旅行で台風による欠航をくらい続けた私は、ほとんど反射的に次の最早の便(同日の夕方)に変更をかけ、すぐに仲間にも号令をかけて、無事に全員が同じ夕方の便に変更できました。JALの時は電話でしかできなかった変更が、ANAではオンラインで可能だったことが幸いしました。

旅程1日目:ほぼ羽田空港ですごす

事故の影響がどう出るか分からない中、とりあえず空港に向かいましあた。結果的に2度のフライト遅延となり、17時に変更していたフライトは、21時頃にようやく北海道へ向けて出発。予約していたレンタカー会社が工夫してくれて、深夜0時頃だったにも関わらず無事に車を受け取ることができました。

羽田空港で延々と時間を潰す

初日が空港でつぶれてしまったため食材の買い出しはできず、通り道に1カ所だけあるコンビニへ向かい、夕食と翌朝の朝食を買うことにしました。私は初めて行ったのですが、北海道のコンビニと言えば「セイコーマートが熱い。セイコーマートの多くの店舗には「ホットシェフ」というコーナーが設置されていて、お惣菜や手作りおにぎりなどが購入でき、これがなかなか美味しくてお勧めですよ。

セイコーマート

車を飛ばして2時間弱で目的地の星野リゾートトマムに到着。先に到着した荷物は現地の知人が部屋まで運んでいてくれるという神対応に脱帽しながら部屋に入り、セイコーマートで買った夜食を食べてビールをあおってからさっさと寝ました。

旅程2日目:ばんえい競馬を見てから知人宅でバーベキュー

翌日は移動の疲れでスキー場という気分になれなかったのと、当初予定買い出しをするために帯広へ向かうことにしました。トマムには星野リゾート以外は何もないため、スーパーへ行こうと思うと帯広か富良野へ向かう必要があり、どちらも2時間弱の時間がかかります

帯広と言えば帯広競馬場があり、ここは世界で唯一のばんえい競馬の地。「ばんえい競馬」というのは、重量級の馬が鋼鉄のソリを引いて起伏のある直線コースで順位を競うレースです。競馬ファン以外にも観光として人気のようです。我々も興味があったので見に行ったのですが、なかなか興味深いものでしたよ。レース中に馬が坂の前で止まるのですが、あれは疲れて止まるのではなくて、そうしないと一気に坂を上り切れないんだそうです。

登った坂を勢いよく下る馬たち

競馬の後は帯広から1時間ほどの知人宅へ遊びに向かいました。ジンギスカンを用意してくれるとは聞いていたのですが、鹿児島出身のご家庭というのもあり、鹿児島から最高の牛肉まで仕入れていてくれました。動画にも出てきますが、この肉の美味しさに全員驚きましたよ。

この肉の柔らかさには驚いた

鹿児島には「かみちく」と「なんちく」というお肉の二大勢力があるそうで、今回食べることができたのは「かみちく」のお肉。ふるさと納税のお礼の品にもなっているので、我が家でも検討してみようかな(詳細は「カミチク ファーマーズマーケット」(これはPRではありません)。

トマムの雪の状況は?

ローカルの知人によると、トマム全体の降雪量は年々減少傾向らしく、今年は特に暖冬で雪は少な目。例年だと雪がよく降る時期は12月クリスマス頃から1月いっぱい頃で、1月はゲレンデが仕上がっているようです。2月は寒すぎて逆に雪が振らなくなって雨の可能性も出てくるため、2月上旬までが極上パウダーの時期とのこと。2月の寒い中で雪に当たれば、道内1〜2を争うパウダーとなり、ニセコの雪が重く感じるほどらしいです。

ちなみにトマムまでの運転(道路状況)に関しては、通常は下道でも除雪車が通っているので、問題なく走行はできるものの、霧が強かったり吹雪になると昼夜関係なく怖い思いをします巨大なエゾジカも飛び出してくるので、霧の中でそんなものが出てくると流石に怖いですね。今回は暖冬だったからか鹿は一頭も見ませんでした。そもそも北海道ローカルの冬タイヤに寄せる信頼が半端なくて、ものすごいスピードで走っているので、首都圏から来た人はプレッシャーを感じるかもしれません。

旅程3日目 スキー場とスノービレッジで遊ぶ

朝はのんびり起きてスキー場に向かいました。ほとんど11時頃という遅さです。知人を通してリフト券が格安で入手できたため、あまり損した気分にならなかったのも原因でした。滑ってみると、さすがの雪質です。ゲレンデの最上部あたりで、アイスバーンの上にさらさらのパウダーが積もった急斜面があり、プルークボーゲンしかできない9歳の娘はさすがに苦戦し、最後はスキーを脱いで歩きました。
この日は4~5本滑って終了し、カフェで休憩した後でリゾート施設内のお風呂へ向かいました。お風呂は巨大な室内プールと同じ建物にあるのですが、真冬に波の立つプールの脇を歩いて大浴場を目指すのは、なんとも不思議な感覚です。

大型室内プールには入浴施設が併設

風呂から戻り、自炊宴会の準備を開始。「やすまるだし」のプロモーションのため、だしを使った料理と動画撮影を意識した関係で和食系のメニューです。その中で煮凝り風の料理を作ったのですが、通常なら板ゼラチンを使いたいところを時間の関係で寒天を使ったため、思い通りの食感にはなりませんでした。それでも友人たちは美味しいと言って食べてくれましたけど、ひそかにリベンジを決意(後日のホームパーティーでリベンジしました)。

やすまるだし

アイスヴィレッジ」の営業時間が気になったので、食事を途中で止めて一旦アイスヴィレッジの会場へ向かいます。氷でできたお店や滑り台などで終了時間まで遊びました。友人の話によると、以前はアイスヴィレッジの建物の屋根まで全部氷だったのが、今では屋根部分はテントになってしまったそうで、過去に比較すると劣化したとのことでしたが、それでも十分に楽しめます。アイスヴィレッジから部屋に戻って食事を再開し、夜が更けていきました。
   

旅程4日目 滑り疲れた後は富良野でラムしゃぶ

夜の間に雪が降ったため、この日は朝一番からパウダースノーを求めてスキー場に向かいます。昨日は最上部の急斜面で苦労していた娘でしたが、この日は同じ斜面で果敢に滑っていました。雪が降ってコンディションがよくなったおかげです。
11時頃にローカルの知人家族が合流しました。抱えているのは生後10カ月ほどのようやく歩けるようになったソラ君です。一緒に滑り出した当初はスキー場の関係者に「大丈夫ですか?」と気にされていたそうですが、最近は誰も何も言わなくなったとのこと。スキーは学校で習うそうなので、親はスノーボードを教えるんだとか。とんでもないスノーボード少年へと成長していく姿が目に浮かびます。

抱っこで滑る生後10か月の男児

たくさん滑った後は、車に乗って富良野まで出かけました。お目当ては「ラムしゃぶ」です。千成というお店なのですが、人気店なので事前予約必須ですよ。千成について書かれたブログを見つけたのでリンクを貼っておきます。
さつろぐ~ジョニーさんの札幌ブロ...
道民のソウルフード「ラムしゃぶ」を富良野で味わおう!「しゃぶしゃぶ処 千成」のおすすめメニュー&注意... 我が家もそうでしたが、家でしゃぶしゃぶをするときは羊肉(ラム肉)を使うという北海道の家庭ではかなり多いはず。 ※私が牛肉や豚肉のしゃぶしゃぶを初めて食べたのは大人...
娘はラムしゃぶは無理かもと思っていたのですが、喜んで食べていました。その代わり娘のラム肉を湯に通すのは全部私の仕事でしたけどね(薄いラム肉は崩れるのでちょっと難しかったようです)。旅行の最後の夜に美味しい(しかも安い)食事に巡り合えてとても満足しました。こういう旅でいつも思うのですが、運転が得意でお酒を飲まない友人がいるって本当にありがたいですね。
帰りに富良野の温泉施設によりました。この温泉施設で探していた「ふらのっち」というJAのポテチを見つけたので皆で買い込んできましたよ。これが美味しいんです。特にプレーンなうすしお味が。ふらのっちを紹介しているJAふらの」のページを見つけたのでリンク挿入しておきます。

最終日 – 帰路

とうとうトマム最後の日がやってきました。帰りのフライトは夕方です。この日は宅急便で荷物を送り返すよう梱包しないといけなかったので、朝からてきぱきと作業をしながら過ごしました。途中でソラ君一家が遊びに来てくれたので幼児効果で場が和みます。
荷造りを終えて宿泊施設に宅急便発送の依頼をしたところで、ソラ君一家にお別れを言って出発。新千歳空港を越えて札幌まで行き、地元の回転ずしで腹いっぱい食べた後で、海産物の扱いが多いスーパーに立ち寄りました。このスーパーと新千歳空港でお土産を買いあさった後は、東京へ向けて出発です。

長いようで短かった4泊5日が終わりました。何か参考になりそうな情報はありましたか? また別の時事でお会いしましょう。

★がくんち – Gaku’s Base★

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