【登山】武甲山で約束のカルボナーラと新しいカメラのテスト(Powershot V10 & Osmo Action 3) 小学生8歳

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娘と武甲山に登りました

こんにちは、がくんちガクです。

8歳の娘との「山でカルボナーラを作ってあげる」という半年前の約束を、今回登った埼玉県の武甲山でようやく果たすことができました。カルボナーラの約束に加え、夏休みを前に新規投入した動画用カメラ機材のフィールドテストも兼ねての登山です。

今回の動画はこちら⇩

武甲山

武甲山は埼玉県秩父地方にある標高1,304mの山で、日本二百名山の一つ。北側斜面が石灰岩質のためセメントの材料である石灰岩の採掘場として知られ、日本の高度成長期を支えたありがたい山ですが、山肌を削り取られた様が「かわいそう」という声もよく聞きます。個人的な感想ですが、武甲山の北側を通る時に見える山肌は、まるで「武甲山北壁」とでも呼びたくなるような雰囲気です。

今回はこの山の東側にある一の鳥居駐車場から表参道ルートをピストンします。

道路から見える武甲山の北面

カルボナーラの約束

遡ること今年の1月、娘のスノーシュー体験で訪れた入笠山でチキンラーメンを食べていた際、山でカルボナーラのパスタが食べたいというので、「できるよ」と約束を交わしました。(入笠山のYoutube動画:【入笠山 (1月)】親子ゆる登山 入笠山でスノーシュー体験 8歳 – YouTube )

入笠山でカルボナーラを約束したシーン

👆 入笠山の記事

春になって宝登山に登った際にカルボナーラの材料一式を担いで登ったのですが、宝登山の山頂エリアは火気厳禁ということが判明し断念。その山頂から真南に鎮座する同じ埼玉県の武甲山を眺めながら、「今度、あの山にも登ろうか」と娘と話したのがきっかけで、なんとなく頭の中で「武甲山とカルボナーラというキーワードが残り続けたのでした。

宝登山の山頂から見える武甲山

そして相変わらず天気が安定しない7月初旬の週末。関東周辺の気象情報から比較的天候が安定しそうだったのが、偶然にもこの武甲山。娘があまり好まない地味な歩きの山ですが、カルボナーラを作ってあげるということで納得してくれました。

動画機材の新規導入とフィールドテスト

今回の武甲山は、カルボナーラの約束に加え、もう一つの目的がありました。それは新たに購入した動画用カメラ2台のフィールドテストです。

もうすぐ訪れる夏休みを前に、娘のカレンダーは林間学校や塾の夏期講習という定番のイベントに加え、家族旅行や宿泊前提の登山などの予定で一杯です。旅行や登山と言えば、追加したくなるのが目的別の動画用カメラというわけで、今回はDJIのOsmo Action 3というGoProのライバル機と、先月キャノンから出たばかりのPowershot V10を投入しました。

Osmo Action 3は、現在所持しているGoPro7の苛立ちポイント(操作性・誤作動・熱暴走)を解消してくれそうという期待を込め、Powershot V10は子供がサクサク動画を撮れるという期待を込めています。V10は夏休みの間はほぼ娘の専用機になるでしょう。(ちなみにOsmo Actionについては2023年8月にOsmo Action 4が発売されました。水中での撮影などが強くなったようですが、私の用途には3で十分です。)

相変わらず娘の手振れブンブン丸は課題

一の鳥居から表参道を登る

東京から夜の高速道路を走り、一の鳥居にある駐車場に着いたのは夜11時頃。夜遅くに神社の鳥居をくぐるというのは、なかなか不気味な雰囲気があって、あまり気持ちのよいものではありません。鳥居内の駐車場に止めてコンビニで買った缶ビールを煽り、スマホで娘とYouTubeを見ながらの雑談。しばらくして眠くなってきたところで横になりました。

夜に見る鳥居と朝の鳥居ではまるで雰囲気が違いますね⇩
   

朝はゆっくり寝ていたので、起きたときには駐車場に10台近くの車が駐車されていました。10台程度というのはかなり少ないのだと思います。おそらくは前日までの天気予報のせい。

駐車場脇にあるトイレは2023年7月現在では、まだまだ新しくて綺麗でした。ありがたいことです。トイレ脇に貼ってあった山頂トイレへの水の運搬に関するお願いを、娘に説明してあげたのですが、やる気満々で少し心配になりました。

山頂トイレに関する張り紙とトイレ
 

歩き始めてしばらく山道を進むと、コンクリートで舗装された道に変わります。この道が結構急で疲れます(下りは衝撃が大きいのでさらに疲れます)。

登山道には何丁目かを示す丁目石(ちょうめいし)が立ててあり、コンクリートの道は14丁目まで続いていました。ちなみに山頂の御嶽神社は52丁目にあたります

登山道に入ってしばらく進むと18丁目の不動滝に出合います。

娘には500mlのペットボトルサイズでもあればと思ったのですが、一番小さいので2リットルでした。それでもやる気満々の娘は引き下がらず、2リットルの水を選んでザックに詰めます。私は5リットルをザックに詰めました。すぐ脇にある橋を渡り始めるのですが、急に5リットル(つまり5キロ)が増えると負荷が増えたことを実感しますね。

 

登山道には大き目の石がゴロゴロしている場所も多いのですが、湿った石がとんでもなく滑りやすく真上から足を置ける石以外はすべて避けて歩きました。娘が何度か滑って転びそうになっていたので、転ばない脚運びができるよう、娘のすぐ目の前を見せながら歩くことに神経を集中します。

撮影しながら何回休憩したか分からないくらい休憩しました
   

28丁目と29丁目の間にある道祖神の祠の裏手には、登山者が山頂の神社で授かってきた感謝石が積まれています。

   

祠からつづら折りをいくつか曲がった先には32丁目の大杉の広場があります。これが御神木ということになるのでしょうか。その大杉を見上げながら脇のベンチでゆっくり休憩しました。娘はPowershot V10を使って色々と試し撮り。録画されていたコメントが斬新でウケました。

大杉を見上げる

ひたすら滑りやすい石を避けながら登り続け、気が付くと51丁目に到達です。

ゆっくりしながら登ったので、駐車場から神社まで3時間半くらいかかりました。

御嶽神社とカルボナーラ

山頂エリアの御嶽神社の鳥居をくぐると52丁目。石段を上がったところに感謝石が置かれていて、初穂料は1体ごとに100円とのこと。2体分の200円を社の賽銭投入口から入れて、選んだ石にメッセージを書きます。しかし何を書いてよいのか分からない二人。脇にあった記入済みの石(ピストンで下山しない縦走登山者が置いていくのでしょうか)を見ても、願い事なのか何なのかよくわからず、適当に書くことにしました。

そしたら娘がなぜか「よっしゃー」と書いたので、私もちょっと考えてから「どすこい」と書きました。まるで意味をなしてないですが、とりあえず満足したのでポケットに石をしまい、滝から運んできた水を入れる場所を探します。

   

水を入れる場所は建物の裏手にありました。マンホールの蓋を開けて、持ってきた水を流し入れます。脇に空のペットボトルが並んでいて、下る時に不動滝まで運んで欲しいと書いてあったので、持っていくことにしたのですが、軽いからと調子にのった娘は2リットルのボトルを4本持っていくと言ってききません。しかたがないので私は5リットルのペットボトルを4本持つことにしました。

神社からもう少し先に進むと山頂の「最高点」があるのですが、私も娘もカルボナーラのことと水を運ぶことしか興味がなかっため、この先へ進むのはやめました。

神社脇の山頂トイレ前まで移動して、カルボナーラの準備を始めます。

小さなソフトクーラーボックスをザックから取り出し、中に入っているベーコン、生卵、バター、粉チーズ、生クリームなどの食材と調味料の準備をします。水もパスタ茹で用に1リットル持ってきています。おかげで軽登山にしては重かった。パスタは濃厚さと合うように生パスタのリングイネ(楕円形のパスタ)にしました。

フライパンに直接一人分ずつ作る

ちなみにイタリアではカルボナーラに牛乳や生クリームを使わないようですね。もっと濃厚なチーズを使って卵のみで仕上げるそうです。白ワインが合いそう。でも子供は食べなそうそうですね。

ペッパーミルまで持ってきたので、山で作るカルボナーラとしては本格的なものができました。娘も喜んでくれましたよ。

今度はトマトソースがいいというのですが、さすがに山でトマトソースを仕込むのは勘弁してほしいので、レトルトならということで合意しました。その時は入れる具材などで工夫してみます。

   

ちなみに調理中も娘がPowershot V10で撮影してくれたのですが、被写体に自分の意識が奪われて、撮ることの意識が薄れてしまうケースがあるようですね。子供ならではかもしれませんが。手振れ補正も弱いほうの「入」に設定していたので、余計に手振れが目立つのかもしれませんが、もともと補正が弱い機種なのでしょう。自撮りは問題ないですが、他撮りだと静止して撮影しないとブレが目立ちます。

ピストンで表参道を下山

お腹がいっぱいになり、片付けも終わったところで下山の開始です。

空のペットボトルを沢山持っていくのは構わないのですが、これが揺れることでカランカランと音を立てるので結構うるさいです。熊よけになっていいかもとは思ったものの、やっぱりうるさい。少しでも音を減らすように、ザックや両手にペットボトルを振り分けました。

下山途中で地面ににょろにょろ動く物体を発見。ヤツワクガビル(イシビル科)というヒルで吸血性はなく、ミミズを食べるヒルです。登りの途中ではヤマビル(吸血性)を見かけました。ヤマビルの時は、娘が「変な生き物がいるけど何?」と聞くので、ちらっと見て「ナメクジでしょ」と適当に答えたのですが、普通に考えればヒルですよね。茶色くてずんぐりした艶っぽいやつでしたから間違いなくヤマビルです。ちゃんと見て答えればよかった(教育の機会として)。

血を吸わないヤツワクガビル

ヤツワクガビルを撮影した場所から20メートルほどで感謝石の石積場に到着し、「よっしゃー」と「どすこい」の感謝石を置きました。実は登りでヤマビルを見かけたのがこの石積場だったため、「ヒルから逃げるぞー!」と言いながら下山を急ぎます。

気が付くと木製の橋が見えてきて、その向こう側から不動滝の音が聞こえてきました。親子共々、冷たい滝の水で顔を洗ってリフレッシュし、持ってきた空のペットボトルすべてに水を入れてコンテナに並べました。任務を終えた娘はなにか誇らしげです。

空のペットボトルに水を汲む

無事に下山し、近くの温泉で風呂を浴びて帰路に着きましたが、風呂場ではヒルにやられていないかと、自分の体をまじまじと見てしまいました。幸い無事でしたよ。

帰りの車では、娘がタブレットでヒルの画像を検索して「きもっ!」「きゃー!」「もうだめっ!」と一人で騒いでいました。些細な経験に対してでも、こうやって興味を持つというのは良いことだと思いながら、車のハンドルを握るガクでした。

使用したカメラの印象

一言でまとめると、今回の映像はブレが多いです。新しいカメラ2台と一眼の3台で撮影したのですが、カメラ2台は光量の少ない状況でのブレ補正と、そもそもの娘の撮影技術に課題がありました。そして一眼のほうは私のミスで、いつも一脚に取り付けているフルード雲台を忘れてきてしまったため(かつブレに弱い機種のため)、手持ち撮影の限界がありました。

テストした2台のカメラについてもう少し詳細に述べると、光量の少ない曇り空に杉の生い茂る暗い登山道というシチュエーションにおいては、どちらもブレという課題が目立ちました。Osmo Action3は手振れ補正は強いのですが、暗所でのブレ補正に限定するとGo Proに若干劣る印象で、横揺れよりも縦揺れ(上下のショックが強めの場面)で補正が頑張っている様子(やや不自然な様子)が見てとれました。当たり前ですが、GoPro7に比べると操作感が素晴らしいです。

Powershot V10はセンサーが大きいので暗所には強めだとはいえ、そもそも手振れ補正機能が弱い(アクションカメラではない)という特徴があり、なるべく静止した状態で利用するのがよい印象です。マイク性能が良いので、屋内の卓上でパッと撮るのに適していそうです。スイッチのオンオフや録画などを操作した時のレスポンスが素晴らしいので、子供でもストレスなく操作していました。

カメラは長所と短所があるのは当たり前で、特性を理解して得意なシチュエーションで使えばよいと思っているので、夏休みのイベントを通して習熟したいと思います。新しいガジェットで遊んで楽しむ点では、十分に使命を果たしてくれましたよ。

それでは、またお会いしましょう

ガク

★がくんち – Gaku’s Base★

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