【料理】子供が料理から学べること~ 娘に卵料理を指南した1週間

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小学3年生の娘(8歳)が卵料理に挑戦した1週間

こんにちは、がくんちガクです。
ある日突然、料理に興味を示した小3の娘。今までも兆候はあったものの、レシピ本を借りてきてまで作りたいと言ったのは初めて。そして我が家の台所は元コック(半人前)である私の管理のため、娘からのリクエストはもちろん父親宛。どうやら本気のようだったので、1週間ほど可能な限り付き合うことにしました。お題は卵料理です。
子供は料理を通して何を学べるのか?」- これが今回の問いです。

レシピ本を借りてきた娘

ある日、娘が小学校の図書室から1冊のレシピ本を借りてきました。急にどうしたんだろうと思っていたら、作りたい料理のページをコピーしたら作り方を教えてくれるかと聞いてきます。今までのように部分的なお手伝いではなく、準備から完了までのすべての工程に関与したいとのこと(ただし一人で完結しなくてもよいらしい)。 まずは何が作ってみたいのかと聞くと、工程がシンプルだと理解できたのか、スクランブルエッグのページのコピーを持ってきました。「なるほど、そこから始めるのも悪くない」と納得し、「うまくできたら今週は卵料理をいろいろ教えてあげるよ」と約束しました。そろそろそういう年頃なんだなぁと、娘の成長を感じた瞬間でおありました。

突然借りてきたレシピ本

卵について(プチ食育)

そう遠くない昔、卵の食べ過ぎがコレステロールを上昇させるとか、そのせいで動脈硬化などのリスクがあるなどとして、厚生労働省も1日1個を推奨していたことがありました。今は根拠が無いとして撤回された1日1個制限ですが、食べ過ぎれば飽和脂肪酸(つまり脂肪のとりすぎ)になるようなので、1日2個くらいまでが良いとされるようになりましたね。
毎日必ず卵を食べるわけでもなく、たまに3~4個食べてしまったから問題ということでもないので、活動量や身体のコンディションも考慮したトータルバランスの問題でしょう。
娘とはわかりやすい言葉でそんな話をしながら、卵の殻が混入しにくい割り方や、それぞれの料理に対する卵の溶き方(泡立て具合や混ざり具合など)をレクチャーしました。単に卵といってもそれだけ多くの視点があるのだということを認識してほしかったのです。
【卵の豆知識】
  • 卵にはすべての必須アミノさんが含まれ、ビタミンCと食物繊維以外の必要な栄養素のバランスが良い。
  • コレステロール値の高い人は控えるよういわれているが、卵黄のレシチンにはコレステロール抑制作用がある。(レシチンは熱に弱いため、加熱により減少する)
  • 殻の色の違いは栄養価と関係がない。

1日目:スクランブルエッグ

レシピを見るとマヨネーズを隠し味にするようでしたが、特に変わった点は見当たりません。まずは工程を理解してもらうために、必要な材料(たしか卵、牛乳、バター、マヨネーズ、塩、コショウだったと思います)を、軽量スプーンやキッチンスケールで量って準備していきました。普段なら目分量や感覚で済ますところですが、ここは辛抱強く準備に付き合います。効果のほどは分かりませんが、卵何個を何人で割ると何グラムずつかなどと、算数の概念が体験できるように工夫しながらコミュニケーションします。 卵料理は火加減と手際が一番大切ということをレクチャーしながら、工程に準備と火入れの大きな区分があることを意識付けます。それを一生懸命こなす娘。出来上がったスクランブルエッグは、とても綺麗な仕上がりでした。娘も自分で初めて自分で作ったスクランブルエッグを嬉しそうに食べていましたよ。 何か一つ軸を設けないといけないと思い、このままの流れで「卵と手際」を今週の学びにしてもらおうと思い、同じような火入れ時の手際で状態の異なる卵料理を体験してもらうために、翌日は親子丼にチャレンジすることにしました。

2日目:親子丼

仕事帰りに高級志向のスーパーから、良さそうな地鶏のもも肉を買ってきました。鶏肉の掃除とカット、玉ねぎの皮むきとカットは私が準備しつつ、部分的に娘にも体験してもらいます。量ったり分けたりの算数も忘れずに会話。だしを取って、卵を用意して、調味料を手元に並べて準備ができると、具材への火入れを娘にお願いしました。焼きながら鶏モモ肉を小ぶりにした理由なども考えてもらいます。 そして卵を流し込んでささっと火を通したら、私が用意したごはんの器に乗せてもらいます。そういえば、親子丼用の親子鍋が使いやすいと言って喜んでいました。子供は力が弱いので、普通のフライパンより重量バランス的に持ちやすい親子鍋が気に入ったようです。スクランブルエッグも親子鍋で作ってもらったらよかったですね。 私が脇で作っておいた赤だしと一緒に、家族で親子丼をおいしくいただきました。子供には親子鍋は使いやすかったようで好評でしたよ。たぶん力が要らないからでしょうね。

  

3日目:カルボナーラ

少し前に、カルボナーラのスパゲティが好きな娘が、登山時に作ってほしいと言うので、材料を担いで武甲山の山頂エリアで作ってあげたことがありました。作ってあげると約束したのは、冬の入笠山を二人で登った時のことで、すべて動画の記録に残ってます。それを自分で作るとなったら、もちろん大喜び。

👆 武甲山の記事

少しでも娘の好みに仕上がるように、もちもちの生パスタを用意しました。日本人らしく生クリームも用意します(イタリアでは生クリームは使わないそうです)。具材はシンプルにベーコンのみです。卵料理全般に言えるのですが、カルボナーラで一番気を使うのは、火入れの時間とタイミング(温度コントロール)を合わせるための「手際」です。 あらかじめ生卵にパルメザンチーズや生クリーム、そして調味料を入れて下準備をします。ブロックのベーコンをやや太めに切る作業も娘にやってもらいました。形がはっきりしたものを切るのは包丁の練習にもなります。押して切る引いて切る、刃の形状を意識した包丁の動きを意識するなど、幼少期から変わりないアドバイスを続けます。見た感じは格段に手つきが良くなりました。この先、様々な切り方を教えつつ、包丁の研ぎ方までを教えたいと思うのですが、さすかにしばらく先の話になりそうですね。 ベーコンを焼いて茹でたパスタと合わせ、温度を加減しながらソースを加えてとろみが消えない状態で完成。初めて使うペッパーミルが硬くて少してこずっていました。

 

4日目:オムレツ(スクランブルエッグ版)

スクランブルエッグを応用して、娘の好きなオムライスを作ることにしました。我が家のオムライス用のライスは、一般的なケチャップ炒め的なものではなく炊き込み式です。この日は具材にベーコンのみを使用しましたが、通常はベーコンまたはチキンと、人参と玉ねぎ(親子で玉ねぎが苦手なので、入れたり入れなかったりですが、入れるときは炒め玉ねぎ(あめ色)にしています)を入れ、ケチャップ、オイスターソース、バター、ローリエを加えて炊き込みます。 炊きあがったケチャップライスに、1日目に登場したスクランブルエッグにひと工夫してチーズを加えたものをのせてチーズオムライスが完成。今回は娘が率先して親子鍋を使ってのスクランブルエッグでした(しきりに使いやすいと言ってましたよ)。 もっと高学年になって腕力がついたら、包むスタイルのオムライスや、ラグビーボール状のオムレツを載せたオムライスなど、他のバリエーションを教えてみようと思います。

  

5日目:スクランブルエッグ(一人でチャレンジ)

金曜の夜に娘が言うには、翌朝の家族の朝食にスクランブルエッグを作るとのこと。すべての工程を一人でやりたいそうです。それも一興かと思ったので、十分に気を付けるように念押ししてお任せしました。 そして土曜の朝。私が寝坊したところを「朝ごはんできたよ」と娘に起こされました。ねむけ眼で食べたスクランブルエッグは、なんとも言えない美味しさでしたよ。愛娘が食事を作ってくれる日なんて本当にくるんですね。

最後に

そんなわけで卵料理週間が終わりました。 料理はレシピとテクニックに目が行きがちですが、その根幹にあるのは「計画力」だと思っています。料理の中の小さな計画の積み重ねが、やがて大きな計画力へと育つことを願いつつ、娘からの次のテーマがやってくるのを楽しみに待つことにした「おとうさんマン」でした。 それでは次の記事でお会いしましょう。

ガク

★がくんち – Gaku’s Base★

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家庭の親子丼なら17㎝くらいが使いやすいと思う。我が家が最初に買った18㎝(ニトリ製)は親子丼にはやや大きいかも。後日、KUYUKAのショップで親子鍋を見かけた時、その美しさに思わず衝動買い。

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